Art & Messageアートとメッセージについて私の考え

「横浜トリエンナーレ2001」で発表された「インセクト・ワールド」という作品にて、
巨大バッタ(バルーン)完成までのプロセスは感動的でした。
孤独に一人黙々と画廊にこもり作品づくりに励む芸術家の姿はどこにもない。
そこに見たのは多くの人を巻き込んだ壮大なプロジェクトでした。
企画・交渉・プレゼンテーションと、芸術家の活動は多岐にわたる。なんてアクティブなのだろう。

巨大バッタ完成に到るまでの数々のエピソードの中でも、現場に助っ人として入った横浜国大の学生
(室井氏の教え子)たちが彼ら自身の意欲と情熱であらゆる難題に立ち向かい
巨大バルーンの設置を成功させていくその奮闘ぶりや室井氏が学生たちの持つエネルギーに驚嘆したりと、
度重なる失敗を乗り越え、多くの人の協力のもと一つの作品をつくりあげていく芸術家の強い信念や行動力に驚きました。

作品紹介「インセクト・ワールド 飛蝗(ひこう)」 椿昇+室井尚氏

2001年に開催された「横浜トリエンナーレ2001」で発表された
椿昇+室井尚による作品「The Insect World」のメインプロジェクト。
全長60メートルにも及ぶ巨大バルーンを65度の角度に傾けて
海沿いの強風ふきすさぶ中を上げ下げするという「無謀」な取り組みが、現場の「奇蹟」によって、実現し、
トリエンナーレの会期71日間のうち23日間、バッタはホテルにはりついた。

「横浜トリエンナーレ」2001年9月2日-11月11日(67日間開場)

◆ディレクター:河本信治、建畠 晢、中村信夫、南條史生 ◆主会場:パシフィコ横浜展示ホール、横浜赤レンガ倉庫1号館
◆参加作家数:109作家 ◆作品数:113件 ◆総事業費:約7億円 ◆総入場者数(有料会場入場者数):約35万人
◆チケット販売枚数:約17万枚 ◆ボランティア登録者数:719人

引用:https://co-trip.jp/article/8291/ http://www.yokohamatriennale.jp/archive/2001/
参考文献:巨大バッタの奇蹟 室井尚著

ARIE
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